保育園の先生から教えてもらった、
私がとってもキュンとしたお話。
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物語の舞台は雪の日の保育園。
主人公はやんちゃなたい君と、おてんばなこっちゃん。
ふたりはいつも喧嘩ばかりしています。
「たい君がぶったの!」
「こっちゃんがドンってしたもん!」
園庭に雪が降り積もった朝、
こっちゃんのクラスでは、保育園のテラスにみんなで雪だるまを作りました。
いつもは喧嘩の多いたい君とこっちゃんですが、今日は違います。ふたりで協力して、たい君は帽子を被せ、こっちゃんは葉っぱでお口を付けて雪だるまを完成させました。
しばらくは教室から雪だるまの後姿を嬉しそうに眺めていたふたりだけれど、
ある日気付くと、テラスにあるはずの雪だるまの姿が見当たりません。
大きな声で「おーい!ゆきだるま~!」「どこいっちゃったのー?!」と探します。
ふたりでテラス、お砂場、木の陰、用具入れの裏まで一生懸命探し回り、たい君はテラスの片隅で雪だるまが被っていた帽子を発見しました。
でも雪だるまの姿はどこにもありません。
肩を落として
「みつからないね…」
「どこいっちゃったんだよぅ…」
としょんぼりするたい君とこっちゃんなのでした…。
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若干盛ってる感は否めないけど、大体こんな感じ。
新学期が始まった頃、たい君とこっちゃんは折り合いが悪く気になっていたのですが、いまやそんなに仲良くなれたのか…!と思うと、また涙腺がぶっ壊れました^^;
かわいい…!ふたりとも可愛すぎる…!
出会いがあれば別れもあるね。
そしてこの別れがあったから、たい君ともっと仲良くなれたね。
後日こっちゃんから
雪だるまいなくなっちゃったんだよ~と
報告がありましたが、私はまた会えるよと言いませんでした。
「雪だるまさんは旅に出たんだね。一緒に遊べて楽しかったよね。会えたことの奇跡を大切にしてね」
ぽかんとしてたけど、いいのです。
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