一時期、男性保育士に子供を見てもらいたいか否かの問題がニュースになりましたよね。
私は現時点では全然気にならない派です。
というか、保育士の男女比は半々にするのがいいと思っています。
こっちゃんが通っている保育園は、
スタッフ全体の3分の1が男性で、
20代~40代まで様々な年齢の男性スタッフがいます。
(女性も20代~60代と老若男女さまざまです)
私はすごく良いことだと思っています!
《 特に良いと思ってる点 》
・利用者側のメリット
「お父さんの保育参加がしやすい!」
送り迎えや保育参観・運動会などのイベントにお父さん1人でも気軽に参加できるので、お父さんと子供だけで参加する家庭も多いです。これ本当に素敵だと思ってるんです。
・働く側のメリット(想像)
「沢山いれば悪目立ちしない」
女性の職場に黒1点……どうしても目立ってしまい…志を持って保育職に就いたのに、色眼鏡で見られてしまうのは忍びないですよ。沢山いらっしゃると、当たり前すぎて誰もいちいち注目しません。
1に関して、
こっちゃんの通う保育園はお父さんの参加率がすごいです。送り迎えはもちろん、保護者会・キャンプ・夏祭りなど、イベントにお父さんが沢山参加しています。それも、夫婦参加だけでなく、お父さん1人で子供を連れて参加します。
0歳児のクラス以外には全学年に男性保育士が1人はいて、お父さんたちと楽しそうに話していますよ~☆
2に関してはあくまでも私個人の意見ですが、
どんな職場環境でもどちらかの性別が多い所に、
異性が1人だけ連れてこられると、良くも悪くも目立ってしまいます。
一挙手一投足が注目されて
責任はどんどん重くなり、
あまりいい結果を生まないと思っています。
たとえば個人の感想を伝えただけだとしても、
それが「その性別の総意」として捉えられることもありますよね。でも何人かいれば様々な意見が出てバランスが取れます。
なので、思い切って男女比を半分近くまで持ってきちゃえばいいと思っています。
私もプロダクトデザイナーで、
女性が少ない職種なので、
特に男性ばかりの技術部に顔を出すときは緊張しますし、
私がちょっとした発言が「女性代表」みたいに取られることがあり恐ろしいですし、
「媚売ってる」みたいに受け取られた日にはぶん殴ってやりたくなります(笑)
更に以前は女性ばかりの職場にいたこともあるので、
どちらかの性別が多い職場の良い所と悪い所を見てきたつもりでいるのですが、偏りがない方が良い感じに正常化バイアスが働く気がしています。
ダイバーシティを語るとき、
なぜか女性ばかりに目が向きがちですが、
私たちが「女のくせに」と言われるのが嫌なのと同じように、
男性もきっと逆のことを言われたら嫌ですよね。
志を持って保育士になった方へ、
「男なんかに、娘の着替えを手伝って欲しくない」とか、
「男のくせに、女性の多い職場に敢えて就くなんておかしい」
なんて思ってしまうのは自分も相手も悲しいです。
いま保育園は多くの待機児童がいて、
利用者が選べる立場にない現状ではありますが、
想像・憶測・偏見という仮想の敵はなるべく取り去って、
自分の目で見て、話して、
信頼できる方と子供の成長を見守っていきたいなと思っています。
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