デザイナーのお仕事

昨日デザイナーやってますという記事を書いたので、

流れでお仕事についてご紹介を。

多分ですが、よほど名が売れいるか、自分で仕事が選べる立場の人以外、

けっこう間に挟まれる立ち位置の職業じゃないかなと思います。

私はいまプロダクトデザインをしていますが、

企画サイドと、技術サイドの橋渡し的な位置にいます。

よく「絵を描いているだけでお金がもらえていいね」的なことも言われますが、

いろんな人の考えを集約して、その時にベストな形にするのが仕事なので、好きなものを好きなように描いてるわけではないんですよね。

重圧と産みの苦しみが伴う作業です。

この仕事を続けられるのって、根本的にマゾ気質なんだと思います(笑)

企画者の思惑を汲み取り、間違っていると思えば意見をし、

気難しい技術屋さんを説得し、

正解のないものに対して手探りでゴールらしき所に当たりをつけて、

コスト内で出来上がる商品を毎回ひねり出し、

なんとかエンドユーザーの方も幸せになってもらいたいと思いながら仕事をしています。

ベレー帽かぶってないし、

葉巻も嗜まないし、

奇抜なファッションに身を包んでもいません。

とても普通の会社員です。

人とのコミュニケーションが苦手でこの道に進んだはずなのに、

気づけばめちゃくちゃコミュニケーション取らないと仕事にならないような職業についていました＾＾；

泥くさくてあんまりカッコいい仕事ではありませんが、

自分の作業が実際の形になるところが好きで、続けています☆

でも、将来子供が何かのデザイナーになりたいと言っても、

大賛成はしないかなー。

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